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現在進行中  初霞の巻 

発句 春 白き峰越え来る里は初霞    花見川濤青
脇句 春 迎えに添える丹精の梅     小倉庵不易
相伴 春 蕎麦湯にも打ち手の気合い春の雪 浦霞影左
 四 秋 「鍋始めました」で、街の秋   青
 五 秋 此処彼処さだめなき世の落葉かな 易
 六 月 月明るくて居酒屋はしご     左
 七 雑 松前へ明日いちばんの北航路   易
 八 雑 祝儀盛り上ぐ伊万里の大皿    青
 九 春 角隠し春風なみだ小津映画    左
 十 春 遅日が繰らすセピアのアルバム  易
十一 花 声が降る花散る丘の始業式    青
十二 雑 モンスターママ教室に来る    左
十三 夏 上々の首尾にも遺恨麦の秋    易
十四 雑 サリンジャー逝きひとり飲む   青
十五 雑 横綱の重みを偲ぶ栃若時代    左
十六 秋 物を思はむそれぞれの秋     易
十七 月 名月や尖る心の溶けぬ夜     青
十八 秋 寝覚の床に蓼の花摘む      左
十九 雑 マイファニーバレンタインさあいつはね  青
廿  雑 二合斗りの米を炊く男(ひと)  易
廿一 夏 細身なり女性大食いこいのぼり  左
廿二 春 おぼろ月夜に鳴く鳥は何処    青
廿三 花 年足るゝ洞の栖(すみか)や花の蔭  易

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裏入り、頂戴致しました。

濤青さま、影左さま、大変遅くなり申し訳ありません。名残の裏入り、頂きます。

十八 秋 寝覚の床に蓼の花摘む 左
十九 雑 マイファニーバレンタインさあいつはね 青

スタンダードナンバーのジャズが、会話の邪魔にならないほどに流れる小さなバーのひと隅。友人か同僚か、二人がカウンターで肩越しに交わしている噂の人物とは一体どのようなお方なのでしょうか。オールディーズよりもさらにオールドなお話のようです。マイルスの抑制の利いた響きには、ついつい良質のスコッチに手が伸びてしまいます。 易抑制。

それでは、グレンリべットの勢いを借りまして、続けます。

十九 雑 マイファニーバレンタインさあいつはね 青
廿 雑 二合斗りの米を炊く男(ひと) 易

酒も飲まずに、煙草も遣らず、口説く訳でもさらになく、どうしてあんなにモテるんでしょうかねぇ、あのお方は。どうも女心はよく解りませんなぁ。

濃厚に恋の成就をとの御所望にございますが、寝覚め・床・花摘む・ファニー・バレンタインと、すでにかなり濃いぃ状況下にありますれば、当て障りなく少し変わった御仁の風体に仕立ました。其角師の句に対した蕉翁の諷戒の句からの寸借にてご無礼致します。
(角ガ蓼螢ノ句ニ和ス「朝顔に我は飯くふをとこかな」)

それでは、長らくお待たせしました、影左さま。秋季以外にてお続け下されますよう、よろしくお願い申し上げます。小倉庵敬白。

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